
Season2 #05蔵前編
今回の旅の舞台は、東京・台東区蔵前。
古き良き伝統をうまく活かしつつ、おしゃれにリノベーション。
“新旧”が息づく、ものづくりの街の文化と出会う音楽の旅に出かけます。
最初に訪れたのは、長濱さんがずっと行きたかったという、器を中心としたセレクトショップ「Proto 器とタカラモノ」 。
長濱「自分だけのお気に入りの隠れ家みたいなお店は素敵」
念願の来店が叶った長濱さんは自分用に食器を購入。
路地裏の雑居ビルの中にお洒落なお店があり、発見するのも蔵前ならではの楽しみ方の一つです。
続いて訪れたのは、蔵前の国際通りを散策中に発見した、クラフトジンの蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」。
ここは、世界初の再生型蒸留所ということで、道路に面した1Fのストアには蒸留器があり、
ボタニカルについての説明や、これまで蒸留してきたジンの ”香り”をその場で楽しむことや購入することが出来ます。
長濱「カワイイお洒落なお店なんですけど、後ろに古くからの技術(蒸留器)があってこそのお店で、
製造場が一緒にお店なっているのが蔵前らしいなと思いながら体験しました。」
古き良き伝統を活かした、蔵前ならではのお店に出会うことが出来ました。
この日は朝から猛暑日。
ここで一息つくことに。
訪れたのは、長濱さんもプライベートで来たことがあるという、
サンフランシスコ発祥のチョコレート専門店「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」。
このお店は、初の海外出店で日本の第1号店。
1階はチョコレートファクトリーとスタンド、2階はカフェとワークショップスペースを併設したファクトリーです。
製造工程を間近で見ながら、チョコレートドリンクや、スイーツを味わうことが可能で、
見た目も可愛いらしいスイーツが多く「映えスイーツ」としても楽しむことが出来ます。
長濱さんは、夏季限定のバニラアイスにホットチョコレートをかけて食べるアフォガードを注文。
長濱「う~ん!!美味しい~!」
暑い日に食べる冷たいスイーツは、アイスのひんやり感と、ほろ苦いチョコレートの甘みが身に染みます。
長濱「街を歩いて、ほっと一息つけるような場所があるのも、すごく素敵だなと思いましたし、
本を読んだり、音楽を聴いたり、まったり出来る場所だなと思いました。」
日本の伝統やクラフツマンシップが息づき、多彩なバックグラウンドを持つ魅力的なスタッフと、
様々な文化と伝統が混ざり合った、素敵なチョコレート工場でした。
まったりとスイーツを堪能した長濱さんが続いて訪れたのは、「たのしく、書く人。」がコンセプトの文具店「カキモリ」。
オーダーインクやオーダーノートをはじめ、愛着の湧く、古びない文具セレクションが集まり、
書くことが楽しくなる体験を楽しむことが出来て、海外の方からも人気を集めています。
今回の長濱さんもオーダーインクの作成を体験。
お店の2Fにあるインクスタンドで、14色あるインクから一つだけのオリジナルのインクを作ることが出来ます。
まずは、こんな色作りたいなと思い描いてからスタートするのが良いとのことで、
長濱「作るなら、やっぱりあんまり無い色が良いなぁ。ちょっと夕焼けっぽくしようかな。」
楽しみながらも真剣な表情で色を調合していく長濱さん。
そして、完成したインクのテーマは、「早めの時間の夕焼け」
長濱「蔵前っぽい、ちょっとくすみのある渋さと、ぽかぽか温かい色にしました。」
インク作りを楽しんだ長濱さんは、
長濱「新しいものと古いものの融合だったりとか、作られてる方の技術だったり歴史だったりっていうのが、なんか蔵前らしいなと思いました。」
と、昔ながらの技術を新しい人達に伝えていく、蔵前のものづくり文化を自ら体験し感じていました。
最後に訪れたのは、路地裏で発見した可愛いらしい東京下町のコーヒースタンド「SOL’S COFFEE」
元々は帽子屋だった空き家をコーヒースタンドとしてリノベーション。
「毎日飲んでも体にやさしい」をコンセプトにコーヒーのある暮らし提案しています。
まず訪れて最初に、店内にCDなどが並んでいるのが気になった長濱さんは「音楽が好きなんですか?」を店主さんに質問。
実はコーヒースタンドを始める前に、ミュージシャンとしてパンクバンドでギターをやっていた店主さん。
ミュージシャンからコーヒースタンドを始めたきっかけや、下町・蔵前でお店を出した理由などを聞いて、コーヒーが出来るまでの時間を楽しみます。
今回も自前のフィルムカメラで街の風景を撮影していた長濱さん。
長濱「新旧が本当に混ざり合っていて、古い建物に新しい文化が根付いていってる、その変化している街が本当にすごい好きで、
来るたびに新しい発見があったりとか、フォトジェニックな場所が沢山あって、ついつい撮っちゃいました。」
蔵前は長濱さんも何度か来たことがある好きな街。
「今回legatoで歩いてみて、さらに新しい発見があったり、前に来た時よりも新しいお店が増えていたり、どんどんどんどん変化している街なんだなと思いました。
東京なんですけど、ちょっと都会の喧騒から外れて、旅行に来たような気分になれるとても素敵な街でした。」
と、前回の広島県・尾道に続いて、街に根付いている古き良き文化と新しい文化、
そしてさらに変化を続けている蔵前の様子を改めて感じた長濱さんでした。
最後に、今回の蔵前編でお届けした楽曲の選曲理由について、
長濱「蔵前っぽさを想像して選んで、穏やかでどこか下町感が溢れる温かい雰囲気の曲だったり、街歩きしている時に聴きたい、
明るくなるような音楽だったり、全体的にぽかぽかとした、そういったイメージを混ぜながら選びました。」
ということで10曲をご紹介しました。
是非、皆さんも蔵前を散策しながら聴いてみては如何ですか?
次回もお楽しみに。
Play list
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