
Season2 #04広島県・尾道編(後編)
今回の旅の舞台も前回に引き続き、広島県・尾道。
今回最初にお届けするナンバーは、長濱さんがセレクトした楽曲「Neru's recommend」
♪ XO / JOHN MAYER
長濱「ギターがすごく印象的で、穏やかな気持ちの良いカントリー風の曲で、
今回のラジオブースのように外で風が気持ちいいような瞬間に聴きたくなる楽曲だなと思って選びました。」
尾道編の音楽ブースは、多島美が映える瀬戸内の海が目の前に広がるお店「70 café」で撮影。
「こんなに開けた海ってなかなか無い」と、撮影の合間に持参のフィルムカメラでたくさん写真を撮影していた長濱さん。
納得の選曲です。
後編の最初に訪れたのは、 尾道市の商店街で発見した一本の細い路地。
学校の廊下のようで、隠れ家のような場所。
時間がタイムスリップした感覚が漂い、長濱さんがときめきながら進んだその先にあったのは、本と音楽のお店「紙片」。
店主のこだわり本とCDが並んだ店内は、「居ていいよって言われたら、一日中ずっと居れちゃう」と長濱さんが好きな空間が広がっていました。
続いて訪れたのは、「三軒家アパートメント」という建物。
この建物は、「尾道空き家再生プロジェクト」として、
時代に取り残され全棟空き家となってしまった昭和の古いアパートを、ものづくりの発信拠点として再生し、
工房(ショップ)や事務所兼ギャラリー、カフェなど入居者自身によるDIYで自由な空間でつくり出された再生物件の一つ。
その中で、長濱さんが興味をもったのは、西102号室「尾道レコード」。
下北沢編でもレコードショップを訪れ、現在少しずつレコードを収集中の長濱さんは、
探していたNina Simoneのレコードを店主さんにリクエストして掘り出してもらいます。
「Nina Simoneは好きで、結構古いのでおうちで聴くならレコードで聴きたいなと」という長濱さんは、今回もその場で購入。
「店主の方とお話が出来て、とても楽しかった」と振り返るように、
尾道に合う楽曲など尾道での出会いを大切にしながら音楽談義を楽しんでいる長濱さんが印象的でした。
「三軒家アパートメント」を後にした長濱さんは、瀬戸内海を一望できる高見山展望台へ。
展望台がある向島は、「しまなみ海道」の最初の島。
尾道水道を、尾道ならではの交通手段である渡船に乗って向かいます。
高見山展望台に到着して長濱さんが見た景色は、360度のパノラマで広がる瀬戸内海。
長濱「最高です!」
目の前の絶景に言葉を失ってしまうほど感動した長濱さんは、しばしその景色を目に焼き付けます。
そして、広島県・尾道編を締めくくる選曲は「Neru's recommend」
♪ A Movie Script Ending / Death Cab for Cutie
長濱「私が思うDeath Cab for Cutieのイメージとまた少し違って、
より気持ち良くて開放感のある音楽で、海のキラキラした水面を見ながら聴きたいなと思いました。」
前編・後編の全2回にわたりお届けした、広島県・尾道。
長濱「ずっと来たかった念願の尾道に来られて、すごく嬉しかったです。
知れば知るほど歴史が根付いて、そして古い文化と新しい文化が混ざり合っていて、尾道特有の街並みに感動しました。
この街に住む方々、やはり尾道を大好きでいらっしゃって、
その方々が教えてくださる音楽だったり、文化に触れることが出来て、来てよかったなと思いました。」
古き良き時代と、新しい時代の文化が共存し、次の世代へと受け継がれている尾道で、
この街の人々と文化に触れ合い、たくさんの出会いを感じた様子の長濱さんでした。
次回はどのような音楽と出会うのでしょうか?
お楽しみに。
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